何で選んでる?

最近あるプロジェクトで工場見学や制作現場の取材を行っている。ふだん注目を浴びやすいのは、いわゆるクリエイターやデザイナーと呼ばれる一部の人たちだけど、それをカタチにしていく過程には当然ながらたくさんの人たちの地道な作業があるのだ。プロジェクトでは、デザインの良さやクリエイターの名前だけでなく、そういう裏側の職人さんたちの存在を感じてモノを買うという消費行動が成り立たないか? ということを試したい。友達のお母さんが働いている縫製工場で作られたジーンズだから履く、みたいなこと。
僕らはモノの良し悪し判断するとき、マスメディアの流す情報や一部の良いモノを知っている(とされる)人たちの発言に頼り過ぎてはいないだろうか。