猫の写真展を開きます。


黒猫が旅立ってちょうど半年が経ちました。経過した時間ほどには悲しみは癒えないものです。
tumblrで最近こんなの流れてきてさぁ。。

>俺もデジカメ買ったけど飼ってた猫が死んで撮るものがなくなった…
ああ、俺も犬が死んでから撮るものがなくなった。あとで見返すと、あいつ真っ黒だったから、5年ぐらい前の俺のデジカメじゃ細部が潰れてよくワカラン。もっと良いカメラかっとけばよかった。今買い換えようかと思って新製品情報とか見てても、「どうせ撮る相手がいない」 待てば待つほど性能は上がる。それで毎回買うの止める。
いいかみんな。極上の被写体が手に入ったとき、経済力の許す限り最高の記録装置を買え。あとからじゃ間に合わんのだ。

そうだねぇ。。昨年仕事用に新しいカメラを買って手元に届いたのが8月16日、黒猫が亡くなる前日でした。それで試し撮りしたのがこの写真でそのまま遺影になったという。比較的おれは写真撮ってたほうだけど、この先新しいコレクションは増えていかないわけで、だから猫飼ってる人はもっとバンバン写真撮ってあげるといいです。
振り返るとおれは猫が好きなんじゃなくてうちの黒猫のことが好きだったんだと思うけど、不思議なもので、黒猫が亡くなってからはどんどん猫好きになってます。黒い猫は言わずもがな、トラでも三毛でもアメショーでもロシブルでも、すべての猫の写真に黒猫の面影を見て、「おおそうかお前も猫だったのかーヨシヨシヨシヨシ」と目を細めています。おっさんキモイ。
そんなわけであと半年経つと一周忌を迎えるのですが、猫の一周忌のやり方がよく分からないので、代わりに猫の写真展を開くことにしました。

猫の写真展(仮)

すでに親しい猫の飼い主さんや路上猫写真家の方などには声掛けさせていただいてますが、twitterの猫クラスタの皆さんとか、協力していただける方に出展をお願いして、ゼロベースの壁一面を猫の写真で埋め尽くしたいなあと。仲間たちに囲まれたら黒猫も寂しくなくていいかなと思ったんですが、とびきり臆病だったので隅っこに隠れちゃうかもしれない。
もし、黒猫亭を読んでくれている方で出展してくださる方がいたら、こちらまでご連絡ください。